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2015.05.07

Monthly Report お知らせ

Monthly Report! topics&recommend! vol.14【福岡ミュージアムウィーク2015/福岡アジア美術館】

毎年恒例のアートイベント!
今年は規模も拡大! 福岡ミュージアムウィーク2015


芸術鑑賞の季節は秋!?
いえいえ、福岡では春もアートのシーズンなんです!

毎年5月に行っている「福岡ミュージアムウィーク」。今年は新たに「能古博物館」も加わり、市内13館連携のイベントにスケールアップします!
museumweek

 

 そもそも「福岡ミュージアムウィーク」ってなに??

5月18日の「国際博物館の日」を記念し行なわれるイベント。福岡市の施設が連携し、さまざまな企画を通して「出会いの場」「知識の場」「発見の場」である博物館や美術館の魅力をアピールします!あじびでは昨年行われた第5回福岡トリエンナーレ(FT5)のプレイバックイベントもあり、ミュージアムの魅力を再発見できる9日間です。

 

今回の見どころは?!

★その1
あの人気作曲家が来福! 「大友良英トークショー」

即興音楽やノイズなどの多様な音楽を作り出し、また映画や朝ドラの音楽でも有名な作曲家・大友良英氏。彼がアジアで行っている「アンサンブルズ・アジア」プロジェクトなどの活動について語ります。

  • 日程 5/23(土)14:00~16:00
  • 場所 あじびホール(8階)
  • 定員 120名  定員に達しましたのでお申込みを締め切りました。
  • 申込 往復はがき、公式ホームページにて申込みください(連名での申し込みは不可)
    公式ホームページはこちら→http://f-museum.city.fukuoka.lg.jp/museumweek/event
otomoyoshihide
撮影:佐藤類

 

★その2
FT5で制作した映像作品を日本初上映!
FT5プレイバック①「ヤン・ヨンリァン《悪夢》上映会」

ヤン・ヨンリァン(中国)が昨年の第5回福岡トリエンナーレ(FT5)において、福岡滞在中に博多駅や二見ヶ浦(糸島)などで撮影し、作り上げた映像作品《悪夢》を日本で初めて上映します。

  • 日程 5/16(土)14:00~15:00
  • 場所 あじびホール(8階)
  • 定員 120名
  • 料金 無料
  • 申込 不要(当日先着順)

ヤン・ヨンリァン

 

★その3
FT5でのパフォーマンスの衝撃をもう一度!
FT5プレイバック②「アニッダ・ユー・アリ パフォーマンス記録展」

アニッダ・ユー・アリ(カンボジア)がFT5の滞在作品として行ったパフォーマンス「16分」の記録映像と、天神で行った「白い母」の記録写真を展示。「子連れ」をテーマにした衝撃的なパフォーマンスの全容をぜひご覧ください!

  • 日程 5/16(土)〜24(日)
  • 場所 彫刻ラウンジ(7階)
  • 料金 無料

アニッダ

 

★その4
モルディブのアーティストも初参加!
レジデンス・プログラム 滞在アーティストによるトーク

毎年アジア各地からアーティストや研究者を招へいし、市民との共同制作やワークショップ、トークなどを行なうあじびのレジデンス・プログラム。期間中、福岡に滞在しているアーティストがこれまでの活動やプログラム中のプランを語ります。

  • 出演 アンジー・シェ(シンガポール)、ファンコグラフィック(モルディブ)
  • 日程 5/24(日)14:00〜16:00
  • 場所 あじびホール(8階)
  • 定員 120名
  • 料金 無料
  • 申込 不要(当日先着順)
アサド・ナジール-1
ファンコグラフィック(モルディブ)「ヴィンテージ・サファリ」2014年

 

★その5
ふだんは見られない!あんなトコやこんなトコへ! バックヤードツアー

学芸員が美術館の裏側を案内してくれる、年に1度のチャンス!収蔵庫や搬入用の巨大エレベーターなど、ふだん足を踏み入れることのないバックヤードエリアを見ることができますよ。

  • 日程 5/17(日)、24(日)13:00〜14:00
  • 定員 各回20名
  • 申込 当日先着順
  • 集合 総合受付前(7階)

 

さらに「福岡ミュージアムウィーク」を楽しみつくす! スタンプラリーで豪華賞品をゲット!
期間中、参加ミュージアムの中の2カ所のスタンプを集めてスタンプラリーに応募しましょう!特別企画展「ペア招待券」のほか、博多リバレインの人気レストランの「お食事券・ランチブッフェ券」などがもらえるんです!参加した方にはもれなくお得な特典も!

 

 

■■こちらもチェック!■■
Q:学芸員の山木さん、最後に、今後気になる企画展を教えてください!
A:アジア美術の知られざる一面をご紹介する企画がおすすめです!

「うるわしきイスラーム・スタイル」
イスラーム世界といえば美しいカリグラフィーや幾何学文様など、抽象的なアートが有名ですが、キッチュでエネルギッシュな大衆美術も魅力。本展ではイスラーム世界に生きるアジアの現代作家の表現を展示します。メディアではとりあげられない多様なイスラーム世界を知るきっかけになるはずです。

  • 日程 開催中〜5/26(火)
  • 場所 アジアギャラリー(7階)
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ラシード・アライーン(パキスタン)「ティグリス」1992年

 

「イマジンー争いのない世界へ」
太平洋戦争が終結して70年の今年、日本の戦争、20世紀アジア各地で起きた独立戦争や内戦、そして現在も止むことのないテロなどについて表現されたアート作品を紹介。描かれた戦争や戦禍を通して、争いのない本当の「戦後」を想像(イマジン)する作品展です。所蔵品を中心に30〜50点展示します。

  • 日程 6/11(木)〜9/1(火)
  • 場所 アジアギャラリー(7階)


フェルナンド・アモルソロ(フィリピン)「廃墟のイントラムロス」1945年


ハーディム・アリー(パキスタン)「誰もいない台所」2006年

《コラム》
福岡アジア美術館Facebookページができました!
開館記念日である3月6日にFacebookページがオープンしています。展覧会情報やアーティストの最新情報のほか、学芸員の調査報告なども続々アップされますのでお楽しみに!
Facebookページはこちら

 

福岡ミュージアムウィーク2015
〇日程=5/16(土)~5/24(日)※福岡アジア美術館は水曜休館
〇場所=市内各所
http://f-museum.city.fukuoka.lg.jp/

 

 

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