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2016.02.19

Monthly Report お知らせ

Monthly Report! topics & recommend! vol.24【ワインアカデミー/ホテルオークラ福岡】

ワインを学んで自分を知る!
ホテルオークラ福岡の 〈ワインアカデミー〉


「飲むのは好き!」「でもウンチクはちょっと…。」ほとんどのワインラバーがこのタイプ。
けれど、こころのどこかで「ホントは知りたい。」…これもワインラバーの本音では?! けれど、もし、ありがちな品種や産地を覚えるばかりのワインスクールとは別格のクラスがあるとしたら…!? 「なんとなく…のワイン選びから卒業したい!」人、今こそここに集合!

 

「何がちがうの?」
フレンチレストランの
ワインアカデミー!

それは“フランス料理店主宰のワインスクール”ということ。ホテルオークラ福岡地階のフランチレストラン『ル・シャンドール』で行われるレッスンでは、毎回数種類のワインに合わせて、野菜と魚料理、肉料理、チーズ2種の3皿の料理が供されます。通常、ワインの選び方は、メニューを選んだあとソムリエと相談しながら料理に合うワインを選ぶのですが、『ル・シャンドール』のワインアカデミーはその逆。つまり、ソムリエが先に教材となるワインを選び、同店のシェフが料理の方をそのワインに合わせていくというレッスン方法なのです。これにより、ワインと料理の“マリアージュ”体験がはっきりとした輪郭を持つことに。フレンチレストランならではの醍醐味です。講師はシニアソムリエの松本陽治氏を筆頭にホテルオークラ福岡の5人のソムリエが交代で担当します。

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九州産の素材を中心に用いたモダンフレンチレストラン「ル・シャンドール」
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シニアソムリエの松本陽治氏

シニアソムリエの松本陽治氏のこだわり
ワインの講義を行う上で心がけている事は、専門用語を多用せずに身近な言葉で分かりやすく説明すること。
同じ品種のワインでも、生産地や造り手によって味わいがまったく異なります。
その違いや理由を説明しながらワインと料理とのマリアージュをお楽しみいただけるようお手伝いします。

前述のように、このスクールでは先にワインを決め、それに合う料理を楽しむスタイルです。シェフと講師が事前に話し合い、その日に学ぶワインの特徴(テイスト)に合わせて“ソースに酸味を効かせ”たり、“柑橘系の食材を加え”たり、といったレッスンメニューを準備。時に、そのワインにぴったりの料理をあえてセオリーから外し、用意した料理が「なぜ合わないか」を学ぶことも。反対に、ワインと料理の持つ風味同士を相乗させたり、反する味わいで中和させたり、はたまた、全く関係のないものを合わせたことで生まれる奇跡のようなマリアージュを楽しんだり…。“ワインそのものを知る周到な実験”はここならでは。

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料理の説明は必ず担当のフレンチレストラン ル・シャンドールのシェフ 早岐敏雄氏が行なう。
カリキュラムに最適な料理を準備するため、食材選びだけでなく、調理法にも気を配るそう。

 

レッスンで見つかる
自分だけのワインの楽しみ方

テイスティングの基礎から、生産地・品種別にワインを体系的に学ぶ「ベーシッククラス」、品種や産地の一部を切り取り、焦点を絞っていく「アドバンスクラス」、それに「マスタークラス」と、全部で3段階のクラス分け。特にベーシッククラスはワインの基礎知識やワインのマナーなどはもちろんのこと、格付けにこだわらず「色・香・味」の三位一体となったワインを見つける楽しみや、そのワインの個性をイメージし表現することを学ぶことができます。マニュアルに頼るだけでなく、それぞれの五感を用い、他の参加メンバーとワインの印象を楽しく確かめ合うこともレッスンの一部。自らの好みの味を見つけ、苦手な味の理由を探り…と、自分自身と対話するような時間。ワインの知識に加え、自らの感性も磨かれる体験を味わうことになるでしょう。

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まずはワインの分類を知り、ラベルを読み解くところから。
生産地、品種、造り手、ビンテージの4つをキーワードにワインの代表的な特徴を学びます。
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ワインの香りのサンプル。レモンや酵母、ムスクに毛皮の香りなどもあり、
これらの香りを覚えることで、ワインの持つ特徴を表現するきっかけにします。
もちろん、自分なりの表現もOK。自分らしさ、個性を磨くポイントです

 

実際には
どんなレッスンをするの??

毎回準備される数種のワインは、生産地や品種など回ごとのテーマで選ばれます。シャンパーニュに2種類の白、3種類の赤などバラエティ豊かな時もあれば、すべて赤の時も。まずはワインの「見た目」で色や粘性、色の濃淡をチェック。続いて香りを確かめ、最後にテイスティングすることで、「色・香・味」のワインの3つの魅力を確認。感じたことを言葉で表現するのは最初は難しいのですが、講師のヒントから“自分の過去”の味わいの記憶に結び付けて表していくから大丈夫。言葉と感覚のつなぎ合わせのレパートリーを増やすこと。これがワインの新たな楽しみを生むコツです。感覚を研ぎ澄まし感じたことを表現する。この作業、ワインのみならず日々の暮らしのさまざまなことに応用できそうですよね。

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また、ワインを理論立てて学ぶことができるので、「なんとなく好きだな」、「苦手だな」と思っていたワインが、なぜ好きなのか、苦手なのか…とその理由がクリアになっていくのもこのレッスンの面白みのひとつなのだとか。「自分好みの理由がわかっていく過程が楽しい」という生徒さんの声も多いそう。レッスンでは、「苦手なワインが出てきたら、どんな工夫(食事の選び方など)をすればよいか」といったアドバイスもあり。レストランでのワイン選び、料理選びがより楽しくなることは間違いありません。

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さて、お料理の方もご紹介しましょう。ベーシッククラス第5回のシャルドネのクラスの料理は、魚を使ったサラダ、熊本県産の地鶏・天草大王のバロティーヌ、2種のチーズ。この場合、たとえば「肉料理なら重めの赤」と思いがちですが、鶏料理なのでメルローなどやや軽めの赤や、樽の香りを効かせたシャルドネなどコクのある白がおすすめだそう。メルローはボルドー右岸のものや、カリフォルニアワインがよいなど、産地によっての味わいの違い、料理との相性を一度に確かめられます。

 

さて、ただいまワインアカデミーでは、4月からスタートする新しいレッスンの申し込みを受付中です。ワインを知ることで自分自身を知る。自らのブラッシュアップを実現するホテルオークラ福岡の「ワインアカデミー」。春から新しい自分をスタートするために、ワインと料理の世界からチャレンジしてみませんか? 人生を輝かせるワインとの出会いが待っているかもしれません。

 

 

《column》
入会時にはプレゼント特典あり!フランス ラギオール社のソムリエナイフ(30,000円相当)、リーデル社製ペアワイングラス(10,000円相当)、ホテルオークラ福岡食事券(30,000円相当)とワインを楽しむ生活のスタートにはぴったり!の充実の内容です。



ホテルオークラ福岡 ワインアカデミー 第14期
◯日程=4/12〜
◯場所=ホテルオークラ福岡B1F フレンチレストラン ル・シャンドール
◯料金=入会金86,400円(初回入会時のみ)、ベーシッククラス(全12回)181,440円、アドバンスクラス(全12回)194,000円
※上記は、税込みの料金です。
http://www.fuk.hotelokura.co.jp/restaurant/guide/w_academy

 

 

 

 

 

 

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