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2018.03.14

Monthly Report お知らせ

Monthly Report! topics & recommend! vol.48【博多座3月公演は、歌って踊る和製ミュージカル『舞妓はレディ』。舞台の魅力を出演者にインタビュー!/博多座】

周防正行監督の大ヒット映画がついに舞台化。
みんなを笑顔にする、舞妓エンターテイメント!


 

いよいよ春到来! ということで、博多座にも春にぴったりの明るい楽しくミュージカルがやってきました。数々の名作を手掛ける周防正行監督の「舞妓はレディ」、その初の舞台化ということでも話題を集めているこの作品。舞妓になることを夢見て京都の花街に飛び込んだ少女の成長が、素晴らしい音楽と共に描かれています。歌って踊って笑って泣いて…そんなエンターテイメント性たっぷりの舞台に登場する出演者のみなさんに、コメントをいただきました!

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出演者(敬称略):前列左から、湖月わたる、平方元基、唯月ふうか、榊原郁恵、辰巳琢郎、蘭乃はな。後列左から、谷口浩久、多田愛佳、片山陽加、土屋シオン

 

舞台同様、稽古場も明るく和気藹々。
その楽しさが会場にも伝わりますように!

Q.まずはおひとりずつコメントをお願いします!

(唯月ふうか/主人公・春子役)
オリジナルミュージカルということで、一から作りあげるのはとても大変だったんですけれども、本当にこのカンパニー一同、精一杯頑張って千秋楽まで迎えたいと思いますので、みなさんよろしくお願いします!

(榊原郁恵/お茶屋「万寿楽(ばんすらく)」の女将・千春役)
このミュージカルはすごく楽しくて華やかなので、観に来てくださるお客様みなさんが「楽しかったね~」って言って帰ってくれるような、そんな舞台にしたいですね。ふうかちゃんが演じる春子ちゃんが、とにかくバイタリティがあるので、私も迷惑かけないように(笑)、一生懸命頑張っていきたいと思います。

(平方元基/言語学者・京野役)
僕は福岡市出身で、今回地元での開催ということで本当に嬉しいです。大いに暴れて、みなさんと一緒に楽しい時間を過ごせたらと思っています!

(湖月わたる/先輩芸妓・里春役)
今回は、妖艶なダンスシーンもあり、さらに千春の初恋の相手である映画スターの男役も演らせていただきます。心をこめて、春の桜を舞台で咲かせられたらと思っています。

(蘭乃はな/舞妓・百春役)
私はアラサーの舞妓として頑張っているという百春という役柄です。春子に刺激を受けて、私も「何が何でも芸妓になる!」と思う、そんな役どころを一生懸命演じていきたいです。

(多田愛佳/アルバイト舞妓・福葉役)
私は今回、片山陽加ちゃんと、ニコイチのようなキャラクターを演じるのですが、「この2人が出てきたら、すごく楽しいシーンなんだな」って思ってもらい、みなさんに好きになってもらいたいですね。

(片山陽加/アルバイト舞妓・福名役)
本当にあたたかくてほっこりする作品で、春の時期にぴったりだなと思います。私たち福名と福葉は、春一番みたいな嵐のような2人組。「すごい、あの子たち!」って思われるように頑張っていきます。

(土屋シオン/京野のアルバイト助手・西野役)
みんなで作り上げてきた京都の風を、この博多座でビュンビュンん吹かせられたらいいなと思っています。京都の人間は誰もいなんですけど(笑)。みんなで楽しいミュージカルにしたいです!

(谷口浩久/ 常連客・高井役)
僕は、湖月わたるさんが演じる里春という芸子さんにご執心で、とにかくひとすじな役。僕自身は人に「愛してる」とか言う男じゃないんですけれども(笑)。大切に楽しく演じていきたいと思います。

(辰巳琢郎/ 常連客の老舗呉服屋若旦那・北野役)
博多に京都の風を吹かせにやってまいりました! 博多は17年ぶりで、懐かしいですね。今年は還暦になりますし、メンバーの中でも一番年上なので、役者として締める役目もきちんと果たしたいです。この舞台は、ほんまに楽しいお芝居に仕上がっています。言ってみたら京懐石みたいに盛りだくさんでサービス満点。見応えがある作品だと思いますので、おたのもうします!

 

Q.ここがおすすめ、といったシーンがあれば教えてもらえますか。

(榊原)
早替えも見どころですが、谷口さんが湖月さんに「愛してる~」って言いながらやりとりしているシーンがリアルで最高!大好きなんです。

(辰巳)
そうそう、僕も大好きです。稽古中も笑ってしまって。僕は後ろを向いて立っていたりするんですが、同じ舞台で前向いてなくてよかったなと思うくらい、ほんま笑えます。

(唯月)
私は、湖月さんと蘭乃さんが一緒に歌い踊るシーンが好きです。「ムーンライト」という曲があるのですが、本当にキラキラしていて素敵です。みなさんも瞬きせずに見てください!

 

―AKB48グループ出身の多田さんと片山さんも、劇中でミュージカル版オリジナルの曲を披露しますよね。

(多田)
そうですね、「アイドルになりたい」という曲なのですが、それは一番楽しんでやらせていただいているかもしれません。

(片山)
みなさんを巻き込んで楽しんでいただける楽曲なんじゃないかな。

(土屋)
なんか本物のアイドルが踊っているみたいだよね。

(多田)
元本業ですから(笑)!

(唯月)
本当に、みなさんがおっしゃっているとおり、春にぴったりの作品だなと思っています。笑ったり泣いたり楽しんだり、素晴らしい作品だと思いますので、ぜひみなさん、心をリラックスした気持ちで観ていただけたらと思います。ぜひ、博多座におこしやす♪

 

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インタビュー当日は、初日を前に舞台公開が行われ、地元の女子小中学生20人が招待された。

 

[観劇レポート]
変化に富んでいて飽きさせない
欲張りなステージに大満足!

 

出演者の方々のチームワークの良さに一層期待を高めつつ、舞台を観劇してきました。

和製ミュージカルと言うだけあり、艶やかな着物を着た出演者たちがステージで舞う姿は実に華やかで、その美しさに見惚れるばかり…。そして、21 歳で女性では博多座最年少主演を務める唯月さん。彼女の透き通るような歌声はとにかく愛らしく、一瞬にして会場を包み込み観客を魅了します。湖月さんと蘭乃さんのダンスもさすがの宝塚仕込みの実力派。時に伝統的に、時にモダンに、七変化しながら迫力あるステージを届けてくれます。

そんなミュージカル要素に加え、笑いあり、人情味あり、ロマンスありのストーリーにもすっかり感情移入。1人1人のキャラクターがしっかりと立っていて、登場する誰もが魅力的なのです。インタビューで辰巳さんがおっしゃっていた「盛りだくさん」が本当にすご過ぎて、目も耳も心もフル回転のまま、最後まで本当に飽きさせない舞台でした。

普段なかなか知る事のできない、花街の裏側や舞妓さんの世界を垣間見ることができるのもポイントです。京言葉の神髄に触れ、思わず「おおきに♪」をリフレイン。春の京都に旅したくなること間違いなしの舞台です!

 

○あらすじ
 舞台は京都。「下八軒(しもはちけん)」は小さいけれども歴史のある花街。
ある日、お茶屋 万寿楽(ばんすらく)に、「舞妓になりたい」という少女がやってきた。
コテコテの鹿児島弁と津軽弁を話す少女・春子を女将・千春は彼女を追い返そうとするが、言語学者の京野が春子に興味を抱いたことから彼女の運命は一転。京野は「春子に美しい京言葉をマスターさせてみせる」と宣言し、春子は晴れて万寿楽の仕込み(見習い)になる。
厳しくも優しい花街の人々に見守られながら、舞妓になりたい一心で稽古に励む春子。果たして春子は、数々の困難を乗り越え、“ほんまもんの舞妓”になることができるのか!?

 

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ミュージカル 『舞妓はレディ』

【原作】 周防正行/アルタミラピクチャーズ
【演出】 寺﨑秀臣
【脚色】 堀越真
【出演】 唯月ふうか・榊原郁恵・平方元基・湖月わたる・蘭乃はな・辰巳琢郎
     多田愛佳・片山陽加・土屋シオンほか

○日程= 3 月 4 日(初日)~20 日(千穐楽) 
○料金=A席/12,000円 特B席/9,000円 B席/7,000円 C席/4,000円
○問い合わせ=博多座電話予約センター
(電話)092-263-5555

公式 HP: http://www.hakataza.co.jp/lineup/h30-3-1/index.php
公式ブログ:https://ameblo.jp/maikoha-lady-hakataza/
【プロモーション動画】 https://www.youtube.com/watch?v=X8f51HrooEM
【稽古場ダイジェスト】 https://www.youtube.com/watch?v=eZ2o5ADWO1Y&t=1s

 

 

 

 

 

 

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