美しい礼節の一日「生まれ育ったまちで花嫁になる」
花嫁舟／ホテルオークラ福岡
人生最良の日を、厳かに、美しく、そしてたくさんの祝福を浴びながら、記憶に残したい。
その想いに全力で応えてくれるのがホテルオークラ福岡のウエディングスタイル「花嫁舟」。
時は６月。日本のゆかしき「六月の花嫁」の一日をレポート！
どこにもない、「花嫁舟」の極意とは。
花嫁花婿をのせ、ゆっくりと博多川をのぼる“人生の花道”。ホテルオークラ福岡だけの醍醐味です。７年前に始まり、博多のまちではすっかりおなじみの光景となりました。
今回実際にレポート取材を受けていただいた山田様ご夫婦は、「以前目にした柳川の川下りの記憶が忘れられなくて。自分たちの結婚式に、ぜひ、まちの風景と一緒になれるそんなワンシーンを実現したくて」と、この花嫁舟を選ばれた理由を話してくださいました。
正面玄関にて、親族に見守られて。
「それでは出発します」。人力車の引き手の一声で、車はゆっくり動き出しました。
スロープは、ゆっくり、ゆっくり。
ホテル正面玄関を出てすぐ、角を西へ曲がればすぐに「博多川」。川沿いを乗り場に向かいます。引き手にとっては難しいポイントをクリア。ゆっくり、ゆっくり、スロープを乗り場へと進ませます。
赤毛氈の上で、船頭さんのお謡いを受ける。
乗り場に到着。すでに待機していたご両親とともに、赤色の毛氈の上へ。主役のお二人に、船頭さんがお祝いの「お謡い」を捧げます。感動の一場面です。
両親と一緒に、華やかな人生の大舞台へ。
舟には、花嫁花婿のほかに「美容スタイリスト」が同乗。終始、花嫁の御髪、お化粧、そのほか船上でのすべてを丁寧にケア。花嫁舟には、お二人のほかにご両親も同乗が可能です。“人生の船出の時”に心強い味方ですね。ご両親の感動もひとしお、のご様子。
「ことぶき橋」からは祝福の花吹雪が！
さあ、いよいよ「ことぶき橋」へ。喜び！悦び！慶び！のすべてを全身全霊で感じられる瞬間が待っていました！ことぶき橋の欄干からは、なんと、祝福の花吹雪！手をふり祝福に応えるお二人は、この時、高鳴る胸の鼓動とともに最高の幸せを噛み締められたことでしょう。記憶に残るドラマティックなシーンです。
「川端商店街」の裏手からも、拍手の嵐！
さて、舟は「川端商店街」の裏手へと進んできました。これまでの風景と一変、昔ながらの博多の暮らしが息づく風景です。商店街の店主たち、立ち並ぶマンションの住人から、「あ！花嫁さんだ！おめでとー！！」と、あちらこちらから祝福の拍手と声援がふりそそぐのも、この時です。
先回りしていた「人力車」に再び。
「吉塚うなぎ」。いわずもがな、博多の老舗です。その正面の「降り口」から、花嫁花婿はゆっくりと下船。再び、「人力車」に乗り込みます。時に、人力車は川端商店街を走ることもあります。商店街の活気は博多らしさのひとつ。情に厚く、心温かい博多人たちの祝福はこれからの人生の応援歌になりそう。
山笠の舞台「清道」から“お櫛田さん”へ！
博多祗園山笠の大舞台「清道」から“櫛田入り”！これもまた、感慨ひとしおの瞬間です。このまちで生まれ育った花嫁なら、きっときっと、その喜びは言葉にできないほどのことでしょう。
人生の花道は、いよいよクライマックスへ。
本殿へ到着。社務所にてご両家親族挨拶の時を終え、本殿へ。お二人は永遠の愛を誓います。山田家、佐藤家、ご両家のみなさま、おめでとうございます！いつまでもお幸せに。
＊＊＊＊＊＊レポートを終えて＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
天を味方につける
幸せあふれる人生の門出に立ち会えた１時間。梅雨の真只中とは思えない晴天に恵まれた花嫁の運の強さもさることながら、この日、天を味方につけるのはホテルオークラ福岡のスタッフたちの一助もあるのでは、と、取材班一同しみじみと思い至った次第でした。
この日の朝、スタッフ総出で川沿いの清掃に励む姿が！「“花道”は清く、美しく。人生晴れの舞台ですから」とは、婚礼予約課の川崎さん。聞けば、この７年間の「花嫁舟」婚礼数70超のうち、中止はほんのひとつかみ。なんという晴天率！＜日ごろのおこない＞。ジューンブライドの泣きどころ、「梅雨」を打ち払うその秘密を垣間みた思いでした。
「生まれ育ったまちで花嫁になる」
心に染みるその思いを乗せた花嫁舟。もし、あなたが幸運にもこの瞬間に出会えたら、どうぞ、心からの祝福を！
092-262-1711(婚礼予約直通)